みなさまこんにちは☀
小倉南はならび矯正歯科スタッフです！
矯正相談をされた際、「虫歯や歯周病の治療を行って矯正を始めましょう。」と言われることがあります。
そこで今日は歯周病についてお話ししようと思います！
そもそも歯周病はどんな病気か知っていますか？
漢字の通りまさに「歯の周りの病気」なんです！
つまり歯の病気ではなく、歯の周りの歯茎やあごの骨の病気です。
歯の周りにはバイオフィルムと呼ばれる細菌の塊が存在します。
その細菌が歯茎の中に入ると人間の免疫細胞が戦いに行きます。これが炎症反応といわれる現象です。
その結果、歯茎が赤く腫れあがります。
さらにこの状態が続き、この戦いの過程で細菌は毒を出します。
人間は賢い生き物で、「この毒にあごの骨を侵されたらいけない！」と毒から逃げるように自分であごの骨を溶かしていきます。
これが歯周病です！
歯周病は一度進み始めると止めることはできません。対応としてはできるだけ進まないように炎症をコントロールすることです！
矯正治療は、「歯を動かす」つまりあごの骨を溶かしながら移動させます。（歯が移動した部分のあごの骨は造られます）
「あごの骨が溶かしながら移動させる」実はこれも炎症反応なんです！
なぜ矯正治療前に歯周病の治療をしましょうと言われるか。
それは「炎症×炎症」を防ぐためです！これは火に油を注いでるようなものでより炎症がひどくなります。
より歯周病が進んで、せっかく歯を動かしたのに歯を支えるあごの骨が溶けて歯を抜かなければならないとなると元も子もありません！
だから矯正治療前に歯周病の炎症状態をコントロールしたうえで矯正治療を行うのです！
あの言葉には実はこんなに深い意味があったんですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました！
小倉南はならび矯正歯科では患者様にリスクが少ない状態で矯正治療を行うことを推奨します。
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